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2013年3月3日日曜日

変身派俳優、クリスチャン・ベール


ノーラン版バットマンシリーズでおなじみのクリスチャン・ベールの過去作を画像で振り返ってみようと思うんじゃ。

1.太陽の帝国(1987)


1987年製作の戦争ドラマ。監督はスティーヴン・スピルバーグじゃった。ベールは、4000人が集まったという本作の主役を決めるオーディションを見事に勝ち抜き、主役に大抜擢されたんじゃのう。

2.ヘンリー五世(1989)


『太陽の帝国』から2年後の作品で、ケネス・ブラナー監督による英国アカデミー賞などにも輝いておる。少し顔立ちが大人になったかのう。

3.若草物語(1994)


ルイーザ・メイ・オルコットによる自伝的小説を映画化した作品じゃ。主演はウィノナ・ライダーで、アカデミー主演女優賞にもノミネートされた。

4.ある貴婦人の肖像(1996)


『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオンによる19世紀のヨーロッパを舞台にした歴史劇。主演は二コール・キッドマンじゃった。ベールはまだ脇役じゃった。

5.アメリカン・サイコ(2000)


一見まともそうなエリートマンだが、実は殺人を犯しているという主役の男を演じた作品。ようやくここで主演を手にし、知名度を上げつつあったんじゃ。

6.リベリオン(2002)


銃撃と東洋武術を掛け合わせた「ガン=カタ」でおなじみの近未来SF作品。斬新なアクションから根強いファンの多い映画じゃ。

7.マシニスト(2004)


クリスチャン・ベールを語る上で最も重要な作品ではなかろうか。不眠症のために1年間も眠っていない男を演じるために、ベールはなんと30キロも減量したんじゃ。ここまで極端な役作りができる俳優はそうそうおらんじゃろう。

8.バットマン・ビギンズ(2005)


『マシニスト』で脅威の減量を果たしたベールじゃったが、本作で屈強なヒーローを演じるため、今度はムキムキマッチョになったんじゃ。以降、『ダークナイト(2008)』『ダークナイト・ライジング(2012)』とシリーズは続いたが、「ライジング」をもって、ベールはバットマンシリーズを降板することになったんじゃ。次は誰がバットマンになるのか今から楽しみじゃ。

9.アイム・ノット・ゼア(2007)


6人もの俳優によってボブ・ディランを演じるという風変わりな作品じゃ。ベールの他に、ヒース・レジャーやケイト・ブランシェット、リチャード・ギアがボブ・ディランになった。

10.ターミネーター4(2009)


シリーズの主人公ジョン・コナーを演じたんじゃ。ところが作品以外のところで話題になったのが、ベールがスタッフに対して激怒したというものじゃ。関連リンク→4分で39回!「ターミネーター4」クリスチャン・ベールのぶち切れFワード連発発言!REMIXも!)それぐらい演技に熱が入っているということじゃろう。

11.ザ・ファイター


これまで賞とは縁遠かったベールじゃが、本作で遂にアカデミー助演男優賞を受賞した。演じたのは、引退した薬物中毒の元プロボクサーじゃった。


どうじゃったろうか。体重の増減もそうだが、演じる役柄の幅が広いのもすごいのう。例えば『バットマン』シリーズのブルース・ウェインと、『ザ・ファイター』で演じた元プロボクサーを比べるとまるで別人のようなんじゃのう。今後も彼の驚くべき役作りに要注目じゃ。


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