『アイアンマン』『シャーロック・ホームズ』のロバート・ダウニー・Jr.の過去作を紹介するぞい。
1.サタデー・ナイト・ライブ
エディ・マーフィやビル・マーレイ、ウィル・フェレルといったコメディアンを輩出したアメリカのバラエティ番組。ダウニーが注目を集めたのも、この番組がきっかけだった。画像は下記で紹介する『レス・ザン・ゼロ』のダウニー。初々しいのう。
2.ビッグ・アップ・アーチスト(1986年)
ダウニー自身初の映画主演作となった青春コメディ。80年代のアイドル女優モリー・リングウォルド、『イージーライダー』のデニス・ホッパーと共演したんじゃ。
3.レス・ザン・ゼロ(1987年)
本作でドラッグ中毒の若者の役を演じ、一気に注目度を高めた。彼の出世作ともいえるかのう。この辺りからダウニーは、「ブラッド・パック」と呼ばれる80年代を代表する若手俳優として数えられるようになるんじゃ。ちなみに、「ブラッド・パック」に含まれるのは、ショーン・ペンやトム・ハンクスなどじゃ。
4.ストレンジ・ピープル(1990年)
父、ロバート・ダウニーが監督・脚本を務めたブラックコメディ。
5.チャーリー(1992年)
映画界の偉人チャップリンに扮した伝記映画。本当にチャップリンにそっくりだった本作じゃが、アカデミー主演男優賞にノミネートされたんじゃ。
6.ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年)
クエンティン・タランティーノ原作、オリバー・ストーン監督の犯罪ドラマ。TVキャスターの役じゃ。
7.アリー・myラブ(第4シーズン・2000-01年)
テレビドラマじゃが、本作での彼の評価は非常に高く、ゴールデングローブ賞を受賞するなどした。しかし、本作の撮影中、彼の私生活はドラッグによってボロボロだったらしく、当時の評価は過大評価であると、後年ダウニーは語っているんじゃ。
8.ゴシカ(2003年)
ハル・ベリーと共演したスリラーサスペンス。ドラッグ事件後、初の作品。スクリーンに帰ってくるのに、旧友であるメル・ギブソンが手助けしていたんじゃと。それから、ドラッグ事件があってもなお、ダウニーへのオファーが減ることはなかったそうじゃ。演技力の賜物じゃ。
9. グッドナイト&グッドラック(2005年)
ジョージ・クルーニーがメガホンを取った社会派ドラマじゃ。この辺りのダウニーでヒゲが無いと新鮮に見える。
10.アイアンマン(2008年)
アメコミヒーロー、アイアンマンに変身する主人公を本作で演じ、世界的スターになったといえるじゃろう。『アイアンマン2』『アベンジャーズ』とシリーズが続き、彼の代表作ともなった。『アイアンマン3』が2013年4月に公開予定じゃ。
『アイアンマン3』予告編をYouTubeで見る
11.シャーロック・ホームズ(2009年)
ガイ・リッチー監督作品の、従来の「シャーロック・ホームズ」像を取り壊した娯楽作。身軽なアクションもこなし、『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』という続編も生まれた。
ざっと、ロバート・ダウニー・Jr.の作品を振り返ってたが、非常に紆余曲折のある俳優じゃ。わしが初めて彼を見たのは、『チャーリー』じゃったが、後に『アイアンマン』を見るまで、彼がチャップリンを演じた俳優とは知らんかった。そのときは、妙に運命じみたものを感じてしまい、今ではすっかりわしのお気に入り俳優の一人となったんじゃ。これからも応援するつもりなんじゃ。
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