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2013年2月26日火曜日

第85回アカデミー賞特集


2月25日、第85回アカデミー賞が遂に発表されたんじゃ。各賞の受賞者はいかに!

作品賞:アルゴ(ベン・アフレック)


作品賞に輝いたのはベン・アフレックの『アルゴ』。ベンは監督賞にノミネートされていなかったので、作品賞を獲得することができて最高の気分じゃろう。かつては、『デアデビル』『ペイ・チェック』などでラジー賞を受賞してしまうという苦い経験を持つベンが、ハリウッド最高の賞を手にした。

監督賞:アン・リー(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』)


監督賞はアン・リー。過去に『ブロークバック・マウンテン』でも監督賞を取っておるから、2度目の受賞となる。『ライフ・オブ・パイ』も『ブロークバック・マウンテン』も作品賞にノミネートされたが、どちらも受賞には至らなかった。ちなみに、『ブロークバック・マウンテン』の代わりに作品賞を獲ったのは、『クラッシュ』じゃった。

主演男優賞:ダニエル・デイ=ルイス(『リンカーン』)


スティーヴン・スピルバーグ監督による『リンカーン』でリンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイス。過去には『マイ・レフト・フット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でも主演男優賞を受賞しており、今回の受賞でなんと3回目になる。3度の受賞は史上初ということらしい。

主演女優賞: ジェニファー・ローレンス(『世界にひとつのプレイブック』)





賞レースを勝ち抜いたのは、弱冠22歳の若手女優ジャニファー・ローレンスじゃった。『ウィンター・ボーンズ』で演技が賞賛され、『ハンガー・ゲーム』といった話題作にも出演した彼女は、今もっともホットな若手女優といったところかのう。その演技力はメリル・ストリープと肩を並べるくらいだと言われたりするほどじゃ。それから2つ目の画像は、登壇の際に転んでしまったジェニファー。感動して泣き崩れているようにも見えるが、転んだ原因は空腹だったからだそうじゃ。そして極めつけは、オスカー像を片手に中指を立てるジェニファーじゃろう。海外のサイト(ソース記事)によると、シャッターを切るカメラマンの中に、彼女を不快にさせた人がいたとかいないとか、という話らしい。きらびやかなドレスとはミスマッチなポーズが、個人的には気に入っておるんじゃが、やはり品格あるべきオスカー女優には不適切なポーズだと不快に思っておる人もいるみたいじゃ。

助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ(『ジャンゴ 繋がれざる者』)


タランティーノと組み、『イングロリアス・バスターズ』でも助演男優賞を受賞しているクリストフ・ヴァルツがまたしても受賞した。次にタランティーノと手を組んだらもう一度獲るかもしれん。

助演女優賞:アン・ハサウェイ(『レ・ミゼラブル』)


アン・ハサウェイにとって念願のオスカーじゃなかろうか。『レ・ミゼラブル』での役柄に合わせた減量など評価されるべき女優魂を見せつけた。

脚本賞:『ジャンゴ 繋がれざる者』(クエンティン・タランティーノ)


作品賞は逃したものの脚本賞を受賞した。タランティーノは『パルプ・フィクション』でも受賞しておるからこれで2度目ということになる。長年、大きな賞から遠ざかっていたので、今回の受賞はタランティーノにとって大きいと思うんじゃ。


大方前評判通りの結果になったとは思うが、主演女優賞を獲得したジェニファー・ローレンスが個人的にサプライズじゃったのう。まだ若いというのもあり、受賞にまでは至らないと思っておったのだが、そうはならなかった。これからのジェニファー・ローレンス作品の期待値が上がるのう。


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