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2013年1月2日水曜日

米誌が選ぶ!2012年VFX映画ベスト10


アメリカの雑誌、エンターテイメント・ウィークリー誌が、2012年最高のVFXを見せた映画を選定しているぞい。

 1.アベンジャーズ


原作コミック同様、『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ』『マイティ・ソー』『インクレディブル・ハルク』といった大作映画とのクロスオーバーを果たした超大作じゃ。世界規模の大ヒットをみせ、歴代興行収入は『アバター』『タイタニック』に続く第3位となった。「日本よ、これが映画だ」という日本向けのキャッチコピーも大いに話題になったのう。賛否両論も見受けられた文句じゃが、これをきっかけに映画館に足を運んだ人もいたようじゃし、結果的に宣伝としては大成功だったみたいじゃ。
YouTubeで『アベンジャーズ』の予告編を見る

2. テッド


マーク・ウォールバーグ主演のブラックコメディ。男と中年テディベアとの生活を描いておる。今回、画像右のかわいいテディベア、テッドのVFX技術が評価された。片手に持っているビール瓶が彼の特性を現しておるのう。一見、ピクサー映画のようなほのぼの映画に見えるが、日本ではR指定が入っておるので、注意してほしいんじゃ。その原因は、Fワードを連発するテッドにあるんじゃろうけど。
YouTubeで『テッド』の予告編を見る

3.レ・ミゼラブル


ビクドル・ユーゴーの同名小説を元にした、名作ミュージカルの映画化。ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、ラッセルクロウという豪華キャストが共演し、監督は、2010年アカデミー作品賞を受賞した『英国王のスピーチ』で監督を務めたトム・フーパーという大作じゃ。現在公開中じゃが、アカデミー作品賞の有力候補と言われておる。
YouTubeで『レ・ミゼラブル』の予告編を見る

4.007 スカイフォール


オリンピック開幕式でも話題になった、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド第3作。毎回気になるボンドガールは、フランス女優ベレニス・マーロウと『28日後...』『マイティ・バイス』のイギリス女優ナオミ・ハリス。そして、『ノーカントリー』のハビエル・バルデムが史上最強の悪役を演じている。監督は『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデスで、シリーズ初のオスカー監督の起用となったんじゃ。
YouTubeで『007 スカイフォ-ル』の予告編を見る

5.Chronicle(原題)


ある日突然、超能力を得てしまった3人の高校生の姿を描いたモキュメンタリーじゃ。本作に出演しているデイン・デハーンじゃが、『アメイジング・スパイダーマン』の続編において、主人公ピーター・パーカーの友人ハリー・オズボーン役に抜擢されたようじゃ。さらに、監督のジョシュ・トランクは『スパイダーマン』に登場するベノムを主役にしたオムニバス作品を手がけるかもしれない、という噂があるようじゃ。
YouTubeで『Chronicle』の予告編を見る

6.タイタンの逆襲


前作、『タイタンの戦い』に続いて『アバター』のサム・ワーシントンが主演の3Dアクション映画じゃ。監督は前作のルイ・レテリエから、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のジョナサン・リーベスマンにバトンタッチしておる。ギリシャ神話もモチーフにしたお話じゃ。
YouTubeで『タイタンの逆襲』の予告編を見る

7.クラウド・アトラス


『マトリックス』のラナ&ランディ・ウォシャウスキーと『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクバがメガホンをとった異色SF作品。トム・ハンクス、ハル・ベリーの他にヒューゴ・ウィービング、ジム・スタージェス、ベン・ウィショーなど世界各国から俳優を起用しているのも特徴じゃ。日本では3月に公開される予定じゃ。
YouTubeで『クラウド・アトラス』の予告編を見る

8.ホビット 思いがけない冒険


「指輪物語」を原作とした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の前章となる本作から、新たな3部作が始まる。本作で評価されたVFXは、前作にも登場した指輪に魅せられたエルフ、ゴラムのVFXじゃ。
YouTubeで『ホビット 思いがけない冒険』の予告編を見る

9.フライト


『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督がメガホンをとり、デンゼル・ワシントンが主演をはたしたヒューマンドラマ。共演に『ホテル・ルワンダ』『アイアンマン』シリーズのドン・チードル。
YouTubeで『フライト』の予告編を見る

10. リンカーン


スティーブン・スピルバーグ監督作品の話題作。タイトル通り、アメリカ合衆国16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた作品じゃ。こちらも賞レースに名乗りを上げており、『レ・ミゼラブル』との戦いが予想されておる。リンカーンを演じたのは『マイ・レフト・フット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイスじゃ。
YouTubeで『リンカーン』の予告編を見る


どうじゃったろうか。どれも一流の作品じゃが、SF作品ばかりにVFXが多用される時代ではなくなったようじゃのう。『レ・ミゼラブル』『フライト』『リンカーン』といったドラマ作品にも使われているのが興味深い。VFXに嘘くささが無くなってきたということかのう。

(参照記事)
2012年のVFXベスト10を米誌が発表

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