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2013年1月27日日曜日

アカデミー脚本賞受賞作のまとめ(80年代編)


今回は1980年代のアカデミー脚本賞作品を紹介するぞい。どんなのがあったかのう。

1980年 ヤング・ゼネレーション(スティーヴ・テネック)


4人の若者を描いた青春映画。海外で大ヒットし、TVシリーズにまでなったそうじゃ。『ホーム・アローン』のデニス・クエイドや、『ウォッチメン』のジャッキー・アール・ヘイリーが出演しておる。ちなみに原題は『Breaking Away』という離脱などを意味する言葉で、邦題はちょっと違うのう。

1981年 メルビンとハワード(ボー・ゴールドマン)


冴えない男が知り合った大富豪の膨大な遺産の相続人となるという驚きの実話をコミカルに描いた作品じゃ。監督は『羊たちの沈黙』『レイチェルの結婚』のジョナサン・デミ。出演は、『アメリカン・グラフィティ』のポール・ル・マット、『大統領の陰謀』『ジュリア』のジェイソン・ロバーズ。本作は日本未公開じゃった。

1982年 炎のランナー(コリン・ウェランド)


天性の陸上競技の才能を持ったユダヤ青年が主役のスポーツドラマ。『ブレードランナー』の作曲も務めたヴァンゲリスによる「炎のランナーのテーマ」は、今でもオリンピックの再現ドラマなどに使われたりしておるのう。本作は作品賞にも輝いた。 

1983年 ガンジー(ジョン・ブライリー)


インドの独立運動を描いた壮大なドラマ。ベン・キングズレーがガンジーを演じて主演男優賞に輝いたんじゃ。こちらも作品賞を獲得するなど、8部門の賞を獲得した名作じゃ。

1984年 テンダー・マーシー(ホートン・フート)


酒浸りになってしまったかつて有名だったカントリー・シンガーを描いた作品。『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』のロバート・デュヴァルが、主役の歌手を演じ、自身も歌うなどして主演男優賞を獲得したんじゃ。こちらも日本では劇場未公開だったみたいじゃな。

1985年 プレイス・イン・ザ・ハート(ロバート・ベントン)


1930年代、アメリカ南部の社会を丹念に描いたヒューマンドラマ。主役のサニー・フィールド(主演女優賞)、ジョン・マルコヴィッチ、エド・ハリス、ダニー・クローヴァーらの熱演が見逃せない作品じゃ。

1986年 刑事ジョン・ブック 目撃者(ウィリアム・ケリー&アーン・W・ウォレス)


ハリソン・フォード主演のサスペンスドラマ。殺人現場を目撃してしまった二人の親子を見守る刑事を、ハリソン・フォードが演じたんじゃ。

1987年 ハンナとその姉妹(ウディ・アレン)


主役の男の妻が長女の三姉妹を軸に描いた群像劇。例のごとく、ウディ・アレンが主演・監督・脚本の3役を務めた。

1988年 月の輝く夜に(ジョン・パトリック・シャンレー)


ニューヨークのイタリア系社会を描いたロマンティック・コメディ。主演女優賞を獲得したシェールやニコラス・ケイジの演技が素晴らしい作品じゃ。

1989年 レインマン(ロナルド・バス)


ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ主演の、自閉症の兄とその弟の交流を描いたロードムービー。素晴らしい感動を与えてくれる名作じゃ。


どうじゃったろうか。スポーツドラマ、歴史劇から群像劇まで、本当に多用な作品が選ばれておるのう。この中であれば、やはり『レインマン』が印象的なんじゃが、どうじゃろう。どれも良い作品じゃ。

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